「遠く」って”どこ”だろう

常々「あーどこか遠くに行きたい」と思っているけど、

具体的に”どこ”だろうかとふと考えてみた


電車に乗っていると、このままずっと乗っていたらどこにつくのか考えるような感じ

じゃあいったい”どこ”に行きたいのか


温泉

南の島

遠い異国


言ってしまえば現実逃避の一種であるのだけど、

人間実は腹の底で無意識に具体的にどこか探している可能性はないか


今回は私自身で考えてみる

「遠く」というくらいだから「距離」はなるべく離れていると思う

だけども、あいにく宇宙マニアではないのでいきなり知らない外宇宙のどこかに放り出されるのを望むことはない

でも精神的に距離で言う所ではイメージは近い

限りなく日常から離れているのは「遠く」という感じがする


その反面、漠然と「静寂」を意識する

物理的でなくても良い

「雑踏」も川の音と似たようなものであってないようなものだから

しかし、私はあまり他人の気配や体温が好きではないので

出来るだけ物理的な「静寂」が好ましい


総じると、私の中の「”遠い場所”」はこんなイメージになる


どこかの街で

程よく雲があって

太陽はどこにあるかわからないが暗くはない

それでも昼にしては少し暗く

街並みはいつものように見えるけど

怖いほど静かで

私は一人で電車に揺られていて

駅を通っても止まらない

ずっと環状線をぐるぐる回っている

電車は誰も乗っていない

街にも誰も歩いていない

ガタンゴトンと電車が走る

音だけずっと聞こえている


たぶん、そんなところ

そんな遠くに行ってみたいと、やっぱり思う